四万温泉のおすすめの宿ランキング

四万温泉

四万温泉に宿泊するならこの宿！

温泉三昧の宿 四万たむら

四万たむら

平安時代から続き、室町時代より湯治場として栄えた歴史を持つ四万温泉は、日本三大胃腸病の名湯としても知られ、日本初の国民保養温泉地の指定を受け、温泉病院が造られた温泉地でもある。その効能高き泉質は、現在でも一目置かれるものであり、飲泉としても重宝される湯だが、個人的にも大好きな温泉地である。

そんなわたしにとって、この四万温泉で一軒の宿を選ぶということはとても難しいことであり、はじめに申しておきたいが上位に名を連ねる宿はどれも魅力的であり甲乙つけがたい宿である。それでも、どうしても、とにかく選べ…ということで選択したのが、この「四万たむら」だ。

この「四万たむら」は、四万温泉を代表する宿のひとつであることは当然のこと、10万坪のたむらの森の豊かな自然の中に、茅葺き屋根のどっしりとした佇まいを見せる閑静な宿で、そこには四万温泉を代表する宿としての風格があり、玄関先に掲げられた木の看板の「温泉宿」の文字に、この宿の重みを感じる。

館内には毎分1600リットルと、豊富な源泉からもたらされる湯が存分に楽しめる7つの湯があり、まさに温泉三昧といった感じで、良質な四万の湯を満喫できる。中でも川のせせらぎと四季折々の景観を楽しみながら入ることができる、滝見の露天風呂が特に素晴らしく、やすらぎに身をまかせ湯舟に浸かっていると、自然に同化していく自分がいる。

はじめに申したように、「積善館」も「四万やまぐち館」も「四万グランドホテル」も「豊島屋」もそれぞれ素晴らしい露天風呂を持ち、それぞれ特徴のある湯宿であり、四万温泉を楽しむ上でどこも最高の宿であることに変わりは無いが、甲乙つけがたい四万温泉の温泉旅館にあって、この露天風呂のイメージが強く残るから僅差で「四万たむら」をすすめることとした。

これは全くもって個人の感覚の問題であって、そこに特別な理由は無く、便宜上の順位付けと言ってもよいものである。このページを読んで頂いてくれている方には申し訳ないが、四万温泉のランキングだけは勘弁してほしい…というのが、わたしの正直な気持ちだ。

それでも、どうしても、とにかく、何が何でも…という結果が、この「四万たむら」なのだ。

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