白骨温泉とは?
長野県松本市安曇の乗鞍岳のお膝元、湯川渓谷にある鄙びた風情ある温泉地。古くから『3日入いれば、3年風邪知らず』として知られ、多くの文人墨客に愛されてきた。
白骨温泉にある、炭酸カルシウムが堆積してできた墳湯丘と球状の石灰華は、日本温泉地域自然資産となっている。
入浴剤事件発生以降は地域ぐるみで再生が行われ、今や秘湯ムードを残しつつ新たな魅力も加わり、あこがれの温泉地として高い人気に。薬効高き鮮やかな乳白色の硫黄泉は、時代を超えて人々を魅了し続けている。
白骨温泉の評価
白骨温泉の広告
白骨温泉の楽しみは、秘湯感あふれるロケーションと、乳白色で多量の炭酸気泡が心地よく体を包み血行も良くする硫黄泉に尽きる。宿で過ごす時間をたっぷりとろう!
~ 白骨温泉 編 ~
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白骨温泉
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白骨の名湯 泡の湯
白骨の名湯 泡の湯
古くから秘湯として知られた白骨温泉で、この宿あり!と言われたのが、白骨の名湯と言われる「泡の湯」だ。とりわけ乳白色の湯をたたえる野趣あふれる露天風呂は、四季の移ろいを感じながら、季節を浴びる喜びに満ちあふれた湯として、人々を魅了し続けてきた。
テレビや雑誌で、この「泡の湯」の露天風呂の光景を目にし、憧れを抱いている方も多いかと思う。そういうわたしも、ただ漠然と旅に出ていた頃、まだ資格も無く温泉の泉質の違いどころか、温泉とは何たるやもよく解かっていなかった頃に、この「泡の湯」の露天風呂の写真を見て心躍らせ足を運んだひとりである。
白濁した湯とその開放的な湯舟に魅了され、とにかく行ってみたくなったのである。
それから時が経ち、それなりに温泉に対する知識や、全国の湯を巡る中で生まれた、自分なりの温泉学を持ち合わせながらこの宿を訪れると、湯そのものではない、若かりし頃には感じなかった日本の四季の彩りが、この宿をより魅力的なものへと変えていた。
心地よい風が駆け抜ける新緑の季節、青空を眺め太陽の恵みを満喫する夏、錦秋の山々を愛でながら虫たちの声に耳を傾ける秋、一面の銀世界の中で立ち上る湯煙と、季節ごとにこの「泡の湯」の露天風呂は色合いを変え、訪れる者を楽しませてくれる。
毎分1,730リットルと、自家源泉から注ぎ込まれる豊富な湯は、いつ訪れても新鮮そのもので、ぬる湯に含まれた細かい泡が心地よく体を包みこんでくれる。決して期待を裏切らない湯であり、やはり温泉ランキングで上位に名を連ねるだけはあると納得するのである。
だが、この白骨の名湯「泡の湯」についての文を書いている今、どこかしっくりこない自分がいる。あれこれ温泉についてうんちくが付き、いろんな面でこの湯を評価してしまう自分に対し、「そんなんじゃないだろう!」というもう一人の自分がいる。何かが違う、何か足りない、もっとストレートな言い方があるのでは…と。
過去の想い出と言うものは、よく勝手にどんどん膨らんでいき、いざ再訪したりすると裏切られることが多いものだが、この「泡の湯」の露天風呂は、まったくもってそんなことはない。それも一度や二度ではない。時に日々の疲れを癒してくれ、時に明日への活力を養ってくれ、そしてただただ安らぎだけを与えてくれる時もある。
ではなんで自分は、何度もこの湯に足を運んでいるのだろう?…と単純に考えると、「泡の湯」の泉質や効能が云々ということではない。もちろん泉質や効能が大したことが無いと言うわけではない。むしろ独特の硫黄泉であり、お伝えしたいことの方が多いわけだが、そんな次元を超えた、とにかくあの湯につかりたい!という衝動にかられる。
余計な知識が付くと頭で良い悪いを考えたり、予備知識により初めから名湯だと思い込んだり、いろんなことが出てくるものだが、思えば学生時代にこの湯を求め飛んで行った出逢いもそうだが、この湯の最大の魅力はこの衝動にある気がする。ただただ入ってみたい!という、そんな純粋な想いだけで訪れたくなる温泉、それがこの「泡の湯」なのである。
どんなに知られた名湯でも、どんなに素晴らしい泉質で効能高き湯であっても、入りたい!浸かりたい!という気持ちが無ければ、わざわざ温泉に足を運ぶわけは無く、まして再訪などするわけがない。この「泡の湯」には、人を惹きつけ動かすものがあり、ただただ訪れたくなる魅力があり、だから漠然と憧れを持つ方が多いわけで、その期待にこたえつつ、今日までその人気を保ち続けてきたのではないか。
他の温泉地では決して行わない表現であり、あまりにも子供じみた言い方だが、この白骨の名湯「泡の湯」の露天風呂をすすめる理由は、ただ単純に行きたい!入りたい!浸かりたい!という衝動にかられる湯だからである。
伝え方としては間違っているかもしれないが、どんなに持ち上げ評価をしても、どんな言葉を並べても、この衝動、この熱い想いには勝てない気がする。ただ一つ付け加えるとすれば、繁忙期・混雑時は避けよう!
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第2位
湯元齋藤旅館
中里介山の小説「大菩薩峠」ゆかりの温泉宿として知られる老舗旅館。自家源泉から直引きでもたらされる源泉かけ流しの湯は、独特の乳白色で薬効が高い。飲用も可能となっている。朝食に出る温泉粥が心にくい。
第3位
白骨ゑびすや
静かな心のこもったサービスを特に大切にしている宿で、自家源泉よりこんこんと涌き出る乳白色の湯を、心行くまでゆっくりと楽しめる。さり気ない心づくしのおもてなしを感じることのできる宿。
泉質 | ||
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単純温泉 | 二酸化炭素泉 | 炭酸水素塩泉 |
塩化物泉 | 硫酸塩泉 | 含鉄泉 |
硫黄泉 | 酸性泉 | 放射能泉 |
♨含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉 ♨単純硫黄泉 |
泉温 |
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液性【pH】 |
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温泉の効能【適応症】 | ||
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関節リウマチ 変形性関節症 |
腰痛症・神経痛 五十肩 |
打撲・捻挫 |
運動麻痺 | 冷え性 末梢循環障害 |
胃もたれ 腸のガス |
高血圧 | 糖尿病 | 高コレステロール血症 |
喘息・肺気腫 | 痔の痛み | 自律神経失調症 |
睡眠障害 | うつ状態 | 疲労回復 健康増進 |
切り傷 | 皮膚乾燥症 | アトピー性 皮膚炎 |
尋常性乾癬 表皮化膿症 |
慢性湿疹 | 痛風 |
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白骨温泉の地図
白骨温泉の基本情報
名称 | ♨ 白骨温泉 |
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読み方 | しらほねおんせん |
英訳 | Shirahone Onsen Shirahone Hot Spring |
所在地 | 長野県 松本市 安曇 |
アクセス | 🚘 現在地 からの ルート と 所要時間 |
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