寸又峡温泉のおすすめの宿ランキング

寸又峡温泉

寸又峡温泉に宿泊するならこの宿！

寸又峡温泉 翠紅苑

寸又峡温泉 翠紅苑

南アルプスの麓に位置し、奥大井の旅の観光スポットとして知られている「寸又峡」。

寸又峡とは、寸又三山と呼ばれる標高1826mの朝日岳、1943mの前黒法師岳（まえくろほうしだけ）、1425mの沢口山に囲まれた、大井川の支流である寸又川沿いに見られる全長約16kmに及ぶ峡谷を言い、この峡谷の沢口山側の道沿いに開けているのが、「寸又峡温泉」だ。

ご年配の方の中には、昭和の暗い歴史の1ページである1968年2月20日に起きた「金嬉老事件」（きんきろうじけん）の舞台として覚えている方もおられるかと思うが、最近では2012年にトリップアドバイザーの『死ぬまでに渡りたい!?世界の徒歩吊り橋 10選』に、徳島の「かずら橋」とともに選ばれ世界中に知られることとなった、「夢の吊橋」がある温泉地…と言った方がピンとくるかもしれない。

そんな寸又峡温泉でおすすめしたい宿が、雄大な南アルプスの山々に抱かれた寸又峡温泉を代表する老舗旅館で、寸又峡温泉にこの宿あり…と言われる「翠紅苑」（すいこうえん）だ。

ｐH値の高いアルカリ性の硫黄泉である「美女づくりの湯」と呼ばれる名湯の感触は、肌にしっとりとまとわりつき、まさに美肌を作る湯と言え、男のわたしでもう～んと唸るほどで、そのことは湯上がりに実感できる。

風情あるレトロな宿のつくりと四季の移ろいを感じながらの湯浴みは、日頃の疲れを癒すには充分過ぎるほどの環境であり、奥大井の秘湯を楽しめる宿として、寸又峡温泉に来たならば、是非ともここの露天風呂でゆっくりと羽を伸ばして欲しいと思う。

そして忘れてならないのが、早朝の寸又峡散策だ！

1963年まで、千頭駅より宿泊客を乗せた列車がこの寸又峡温泉まで走っていたことを知る人はもう少なくなったが、かつての軌道跡を歩きながら、エメラルドグリーンに輝く湖面に架かる「夢の吊橋」から対岸へと渡り、飛龍橋をぐるりと巡る散策を楽しんでみよう。

早朝の寸又峡は、観光客で賑わう昼間とは全く異なる静けさと趣があり、奥大井の自然と会話しながら歩くこの感覚は、宿泊した者だけが味わえるもう一つの寸又峡の魅力でもある。

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