★レンタルサーバー選びの落とし穴!
レンタルサーバー選びにおける一番の落とし穴が、狩猟型のイナゴ戦略のサーバーに捕まること! です。
SSDなど最新設備を導入した時に、新規サーバーブランドや社名変更を行い、最速!最新!安心サポート!を謳い大々的なキャンペーンと共に一気に囲い込み食い荒らす営業スタイルです。
最初は当然最新スペックですが、その後全くと言っていいほど更新が無く、また電話やメールなどのサポートも、最初は会員数が少ないので当たり前ですが電話もつながるし親切丁寧な対応を行えるのですが、対応人員は増やさないので、会員数の増加と共に電話はつながらないメール返信も一週間後に来るかどうかという、最悪のサポート体制となります。
そうしてほったらかしのまま、ある年数が経つと懲りずに最新設備を導入した新ブランドを立ち上げ新たに囲い込みをかけるといった戦略です。
この手のサーバーブランドの一番の盲点が、会員数が少ない当初1年の評判がすこぶる高く(最新設備でサポートも手が回るので…)、最高の口コミや評価サイトなどで1位となったりするので、その当時の情報につられて申し込んでしまうわけです。
レンタルサーバーを何社か経験した人なら、ブランドを変えずに常にスペック更新している農耕型の真面目な会社が一番良いことは自らの経験でわかるはずです。
ですので、初心者や経験の浅い方はそこに注意して下さい。その上で注意点としては、
●「オプション料金」
●「ドメイン取得費・維持費」
●「サポート体制」
で、これらをきちんと把握しているかどうかということが重要になってきます。
せっかく月々の費用が安いレンタルサーバーを選んでも、2年目以降はドメイン維持費を足すと総額で年間維持費が逆転していたり、マルチドメインにしようと思ったら別途月々並みの費用がかかったり、SSL認証やメール・Webのウィルス対策が別料金だったり、プラン内容は千差万別です。
また電話サポート付きで安心だと思ったら、平日昼間だけだったり無料通話でなかったりと、細かい見落としが後々大きな落とし穴となりますので、自分自身で必ず比較表を作成し、申し込み前にきちんと内容を把握しておきましょう。
意外な盲点なのが、ドメインに縛りがあり、移管できずにサーバー移転ができないケースや、容量がホームページ・データーベース・メールと別々に制限されていて、思わぬ容量追加が必要となったケース、MySQLなどのデーターベースの本数に制限があり、追加で支払うはめになったケース、詳しいマニュアルや電話サポートが無く、メールサポートは返信が遅くて作業が滞り話にならない・・・など、キャンペーンに踊らされて表向きの安さだけで飛びつき契約すると、後々後悔することになります。
特にほとんどの方が年間契約をされるので、より注意が必要です!