醍醐寺とは?
京都市伏見区にある笠取山全山を寺域とする、874年に理源大師 聖宝により開創され、907年に醍醐天皇の勅願寺として大伽藍が整備された真言宗 醍醐派の総本山で 真言宗十八本山 の1つ。1994年に『古都京都の文化財』として 世界文化遺産 に登録されている。
開創の地で修験道場となっている山頂一帯の "上醍醐" には、2008年に落雷で焼失した 西国三十三観音霊場 の第11番札所となっていた「准胝堂跡」や国宝の「薬師堂」「清瀧宮拝殿」、国の重要文化財の「開山堂」「如意輪堂」などがある。
一方山裾の "下醍醐" には、国宝の「表書院」や "天下の三大名棚"と言われる「醍醐棚」がある1115年創建の「三宝院」と、豊臣秀吉が素案した国の特別史跡で特別名勝の「三宝院庭園」、10万点以上に及ぶ寺宝を収蔵する「霊宝館」、そして豊臣秀頼が再建した「仁王門」の先に、951年建立の国宝の「五重塔」や御本尊の薬師如来を安置する満願寺から移築されたとされる「金堂」、重文の「清龍宮本殿」などが建つ。
また毎年4月に、1598年の秀吉の "醍醐の花見" にちなみ「豊太閤花見行列」が行われる他、桜トンネルをはじめ "土牛の桜" と言われる三宝院の「大紅しだれ」や金堂横の「大山桜」、霊宝館の「醍醐大しだれ桜」など 桜の名所 として知られ「日本さくら名所100選」に選定されている。
醍醐寺 の 広告
日本さくら名所100選で "醍醐の花見" の舞台だよ!
日本画家の奥村土牛が作品『醍醐』に描いたことから"土牛の桜"と言われる、CMでも有名になった三宝院大玄関前に咲く「大紅しだれ」と、2004年11月に移植されたそのクローン桜の「太閤千代しだれ」、金堂横の「大山桜」、霊宝館の樹齢180年の「醍醐大しだれ桜」は必見だよ!
天下の三大名棚があるお寺だよ!
通常非公開ながら三宝院の奥宸殿にある醍醐棚は、修学院離宮の霞棚、桂離宮の桂棚とともに "天下の三大名棚" と称される違い棚だよ! 特別公開に期待!
華やかな "豊太閤花見行列" を見に行こう!
1300人を従え盛大に催された1598年の"醍醐の花見"を彷彿させる「豊太閤花見行列」が、毎年4月に催されるよ!
醍醐寺 の 魅力
醍醐寺 の 見頃・おすすめ時期
1月 | 2月 | 3月 | 4月豊太閤花見行列 お花見 |
5月准胝観世音菩薩 御開扉 | 6月 | 7月 | 8月醍醐寺万灯会 | 9月 | 10月 | 11月紅葉 秋期夜間拝観 |
12月秋期夜間拝観 |
醍醐寺 の 基本情報
名称 | 醍醐寺 |
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読み方 | だいごじ |
英訳 | Daigoji Temple |
宗派 | 真言宗 醍醐派 |
郵便番号 | 〒601-1325 |
所在地 | 京都市伏見区 醍醐東大路町22 |
駐車場 | あり |
お問合せ | 075-571-0002 |
公式HP | 醍醐寺 |
アクセス | 現在地 からの ルート と 所要時間 |
登録・指定 | 世界文化遺産 国宝 国の重要文化財 特別名勝 国の史跡 |
選定・表彰 | 日本さくら名所100選 真言宗十八本山(第12番) 西国三十三所(第11番) 近畿三十六不動尊霊場(第23番) 西国薬師四十九霊場(第39番) 神仏霊場巡拝の道(第126番) 役行者霊蹟札所 など |