淡路夢舞台（あわじゆめぶたい）とは？

兵庫県淡路市の大阪湾を望む高台に、約28万㎡の面積を有し、隣接する 国営明石海峡公園 や、夢橋で繋がる海の駅となっている 淡路交流の翼港（あわじこうりゅうのつばさこう） などと共に淡路島国際公園都市を形成する、1999年竣工、2000年3月9日開業の株式会社夢舞台が運営する第三セクターによる複合文化リゾート施設。

2000年3月18日～9月17日まで開催された "淡路花博" こと「国際園芸･造園博 ジャパンフローラ2000」の会場で、2001年には日本建設業連合会の前身となる建築業協会による 第42回BCS賞 を受賞している。

表参道ヒルズやベネッセハウスなどで知られる建築家の 安藤忠雄 の代表作で、直径約32m 高さ約11mの「円形フォーラム」、直径約50m 高さ約17mの「楕円フォーラム」、巧みな光と影の演出による「海回廊」「山回廊」、そして壁･滝･水盤による「水庭」、18m四方の立方体である「空庭」など、コンクリート打ちっぱなしの安藤ワールドが存分に堪能できる。

中でも海を望む斜面に階段状に100区画の花壇やカスケードを配し、キク科の植物を中心に季節の花が咲く「百段苑」は、淡路夢舞台の顔として人気を誇っている。

また「奇跡の星の植物館」から2021年9月18日にリニューアルされた、独創的な企画展が魅力の兵庫県立淡路夢舞台公苑温室「あわじグリーン館」や、ステージの向こうに大海原が広がる「野外劇場」、100万枚のホタテ貝による「貝の浜」と「千の噴水」、大海原を一望できるベンチが魅力の「プロムナードガーデン」、さらには「淡路夢舞台国際会議場」や「グランドニッコー淡路」などもある。