中山法華経寺とは?
千葉県市川市にある、山号を「正中山」と称す、鎌倉時代の1260年に開かれ、戦前まで300以上の末寺を抱えていた日蓮宗大本山の寺院。本来の寺の名は「法華経寺」ながら "中山法華経寺" として広く親しまれている。
境内には、国の重要文化財 である全国的にも珍しい 吉備津神社 と同じ比翼入母屋造の「祖師堂」や「法華堂」「四足門」などの建築物が建てられているが、江戸時代初期の1622年に建立された同じく重文指定を受ける高さ約30mのベンガラ色の「五重塔」がひと際異彩を放つ。
また鎌倉時代に、時の天変地異に対し法華経による安国を説き執権 北条時頼に呈上したことで知られる日蓮筆の 国宝 の『立正安国論』や『観心本尊抄』が、平安神宮 や築地本願寺・湯島聖堂・俳聖殿 などを手掛けた伊東忠太が設計した「聖教殿」に保管されている。
この他、黒門と言われる「総門」、赤門と言われる「仁王門」、江戸三大鬼子母神 に数えられる「鬼子母神堂」、"百日大荒行"で知られる「荒行堂」などがある他、"中山大仏"と言われる江戸神田の鋳物師 藤原正義により1719年に製作された像高344.5cmの「銅造釈迦如来坐像」も建つ。
中山法華経寺 の 広告
弁柄色のシュッとした五重塔に注目!
1622年建立の国の重要文化財である五重塔は、1980年の修理の際に弁柄色となり、夕暮れ時には何とも言えない輝きを見せるよ! 弁柄色については、ベンガラ館 を参考に!
日蓮宗 "百日大荒行" の場だよ!
荒行堂では毎年11月1日~翌年2月10日まで、外部と遮断された環境で死に装束に素足で100日間に及ぶ大荒行が行われる。午前2時に起床し日に7回寒水で身を清める水行を行い、ひたすら3ヶ月読経と写経を繰り返す。大荒行を終えた僧は全国に戻って行き「大黒祭 星まつり」などで帰山式を行うよ!
江戸三大鬼子母神の1つだよ!
入谷の真源寺、雑司が谷の法明寺とともに江戸三大鬼子母神に数えられる本院にある鬼子母神堂。法華経行者擁護の守護神とされるよ! また中山大仏や泣公孫樹・龍王池なども見逃さずに!
中山法華経寺 の 魅力
中山法華経寺 の 見頃・おすすめ時期
1月新年祈祷会 | 2月節分会 大荒行満行会 中山のおひなまつり |
3月中山のおひなまつり | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月盆踊り大会 | 9月 | 10月 | 11月大荒行入行会 紅葉 |
12月紅葉 |
中山法華経寺 の 基本情報
名称 | 中山法華経寺 |
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読み方 | なかやまほけきょうじ |
英訳 | Nakayama Hokekyoji Temple |
郵便番号 | 〒272-0813 |
所在地 | 千葉県 市川市 中山2-10-1 |
駐車場 | あり |
お問合せ | 047-334-3433 |
アクセス | 現在地 からの ルート と 所要時間 |
登録・指定 | 国宝 国の重要文化財 |
選定・表彰 | 日蓮聖人霊跡 江戸三大鬼子母神 東国花の寺百ヶ寺 など |