茂林寺とは?
群馬県館林市にある、山号を「青龍山」と称し釈迦如来坐像を御本尊とする、大林正通が開山、赤井正光が開基のタヌキが茶釜に化ける『分福茶釜』の昔話で知られる曹洞宗寺院。
室町時代に諸国行脚で上野国に立ち寄った大林正通が、守鶴と出逢い1426年に小庵を結んだのがその始まり。1468年に青柳城主だった赤井正光が8万坪を寄進し伽藍を整備。1522年には 勅願寺 となる。
いくら湯を汲んでも尽きることが無いとされる外周1.2m 重さ11.2kg 口径24cmの「紫金銅分福茶釜」は、タヌキの化身とされる守鶴により寺にもたらされたもので、ガラス越しに間近で見られる。
境内には1468年建立の黒門こと「総門」、1694年建立の赤門こと「山門」、その間の参道脇には21体の「信楽焼の狸像」が立ち並び、狸の剥製や狸グッズなど狸コレクションで溢れている。
また無数の狸の置物が供えられた守鶴を鎮守大菩薩として祀る「守鶴堂」が建つ他、1468年建立 1727年改築の「本堂」前には枝垂れ桜が咲き、推定樹齢600年で群馬県指定天然記念物の「ラカンマキ」の巨木もある。
寺の北側には、同じく県の天然記念物である「茂林寺沼湿原」が広がっており、6月下旬からはヘイケボタルも見られる。

茂林寺 の 広告
分福茶釜はガラス越しに間近で見学可能だよ!
単なる伝説ではない、ただならぬ雰囲気の「分福茶釜」をじっくりと観察しよう! ちなみに茂林寺では、この茶釜の湯で喉を潤すと8つの功徳に授かれるとし、"福を分け与える茶釜"より分福茶釜と名付けられたとしているよ!
信楽焼の狸像がお出迎え!
『平成狸合戦ぽんぽこ』のワンシーンのような、参道脇のファッショナブル!?な21体の信楽焼の狸像は圧巻だよ! 狸マニアならずとも楽しめる、狸づくしの狸コレクションも凄い!
"上毛かるた"にも登場するお寺だよ!
1947年12月に初版が発行された群馬県の郷土かるたである『上毛かるた』にも、"ふ:分福茶釜の茂林寺"と詠まれているよ!
茂林寺 の 魅力


茂林寺 の 見頃・おすすめ時期
1月 | 2月たぬきの雛祭り | 3月たぬきの雛祭り 狸桜まつり |
4月たぬきのこどもの日 | 5月たぬきのこどもの日 | 6月 | 7月ホタル | 8月たぬきの夏休み | 9月 | 10月 | 11月 | 12月たぬきの御身拭い |
茂林寺 の 基本情報
名称 | 茂林寺 |
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読み方 | もりんじ |
英訳 | Morinji Temple |
宗派 | 曹洞宗 |
郵便番号 | 〒374-0033 |
所在地 | 群馬県 館林市堀工町1570 |
駐車場 | あり |
お問合せ | 0276-72-1514 |
公式HP | 茂林寺 |
アクセス | 現在地 からの ルート と 所要時間 |
登録・指定 | 群馬県の天然記念物 |
選定・表彰 | 上毛かるた など |