堀切菖蒲園とは?
東京都葛飾区の綾瀬川沿いにある、歌川広重の晩年の傑作である『名所江戸百景』にも64番絵『堀切の花菖蒲』として登場するハナショウブの植物園。19世紀初頭の江戸時代の文化年間、将軍で言うと第11代将軍 徳川家斉の時代に、小高伊左衛門という百姓が花菖蒲に興味を持ち、各地の花菖蒲を取り寄せ栽培したのがその始まりとする説が有力で、堀切村全体が花菖蒲をはじめ四季の花を生業としていたとされる。
戦前までいくつか残されていた菖蒲園のうち、1959年に都が「堀切園」を購入し都立公園として公開。その後葛飾区が受け継ぎ、1975年4月1日に「葛飾区立 堀切菖蒲園」として公開し現在に至っている。
8747.87㎡の園内には、江戸古花をはじめ 約200種 6000株 の花菖蒲が植えられており、喫茶コーナーと予約制で食事が行え宴席にも利用できる「静観亭」がある他、蝋梅や梅・藤などの四季の花も咲く。
例年5月下旬~6月中旬にかけて「堀切かつしか菖蒲まつり」が開催され、水田に花菖蒲を植え板橋を架け風雅な世界を楽しんだ往時の光景を偲ばせる。
堀切菖蒲園 の 広告
"花の種類"ではなく"品種"に興味を持とう!
単なる花菖蒲という花の括りから何という品種なのか…という一歩先へ興味が向かう花菖蒲園だよ! 江戸系の古花を中心とした国内の品種だけでなく外来種にも注目しよう! 個人的には伊豆高原花しょうぶ園の長井古種との比較も楽しめたよ! ついでにハナショウブ・アヤメ・カキツバタの違いも学ぼう!
花菖蒲を愛でながら、粋な町人文化を感じよう!
ハナショウブの花を愛で、俳句が記された石碑や立札などを読みながら園内を巡り、化政文化と言われる江戸の町人文化が花開いた時代の風雅な世界を味わおう!
"堀切かつしか菖蒲まつり" へ行こう!
例年5月下旬~6月中旬にかけて「堀切かつしか菖蒲まつり」が開催され、様々な催しが行われるよ! 近年は水元公園と合わせて「葛飾 菖蒲まつり」とも言われるよ!
堀切菖蒲園 の 魅力
堀切菖蒲園 の 見頃・おすすめ時期
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月葛飾菖蒲まつり | 6月葛飾菖蒲まつり | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
堀切菖蒲園 の 基本情報
名称 | 堀切菖蒲園 |
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読み方 | ほりきりしょうぶえん |
英訳 | Horikiri Shobuen(Iris Garden) |
郵便番号 | 〒124-0006 |
所在地 | 東京都 葛飾区 堀切2-19-1 |
駐車場 | なし ※堀切橋駐車広場を利用 |
お問合せ | 03-3697-5237 |
アクセス | 現在地 からの ルート と 所要時間 |
登録・指定 | |
選定・表彰 | 名所江戸百景 など |