上田真田まつり（うえださなだまつり）とは？

長野県上田市の 上田城跡公園 や中心市街地にて開催される、築城400年を記念して1983年より始められたお祭りで、2019年までは4月開催だったが、コロナ禍での中止を経て、2022年より11月に「上田城紅葉まつり」と同時開催されるようになり、プログラムも大幅に変更となった。

関ヶ原の合戦の折に、手勢数千の真田昌幸と次男信繁（真田幸村）親子が、上田城にて3万もの徳川秀忠軍を迎撃した 上田合戦 をモチーフにしたお祭りで、「出陣太鼓」「出陣の儀」、真田一族の紹介、そして勝鬨を上げ出陣…と、時系列的にイベントが行われる。

過去には草刈正雄さんをはじめとした大河ドラマ『真田丸』の面々も登場した、三途の川の渡し賃ともされる六文銭の真田の旗印がズラリと並び真田十勇士も揃う「真田三代武者行列」や、中央2丁目交差点での「帰陣の儀」「武将隊演舞」、白煙とともに銃声が響き渡る真田鉄砲隊などによる「全国鉄砲演武大会」、そして真田一族の生き様を物語として描いた真田軍 vs 徳川軍の「決戦劇」によりフィナーレとなる。

この他、真田昌幸が上田城築城の折に地固めの式で奉納した「上田獅子演舞」や「神輿渡御」「民謡流し」なども行われる。