眉山（びざん）とは？

徳島県徳島市にある、2007年にさだまさしの小説を映画化した松嶋菜々子主演の『眉山-びざん-』で知られる標高290mの山。どの方向から見ても眉のカタチに見えることからその名がついたとされ、お花見 や夜景スポットとしても有名で『日本百名月』にも選ばれている。

『四国八十八景』にして『とくしま88景』として市のシンボルにもなっている山には、現在は一般道となっている眉山パークウェイや眉山ドライブウェイの他、麓の「阿波おどり会館」の5階から標高277mの山頂駅へと「眉山ロープウェイ」が伸びており、一帯は「眉山公園」として整備されている。

戦没者慰霊のミャンマー式仏塔「パゴダ」が建ち、映画のロケ記念プレートがある展望台からは徳島市街が一望でき、吉野川や淡路島、大鳴門橋、天気の良い日には紀伊半島まで見渡せる他、日本最大級のLED万華鏡モニュメントの「眉華鏡（まゆげきょう）」、徳島市制100周年を記念して姉妹都市の米国サギノー市より寄贈された「ガゼボ」、ポルトガルの海軍士官で後に総領事となった「モラエス像」、四季折々の花が咲く「花のカスケード」や「お花見広場」「一等三角点」などがある。