大歩危峡とは?
徳島県三好市の 剣山国定公園 内を流れる吉野川中流域に位置する渓谷で、数キロ下流に続く小歩危とともに「大歩危小歩危」として有名な景勝地。2014年3月18日に 国の天然記念物 に、2015年10月7日には 国の名勝 に指定されている他、『四国のみずべ八十八カ所』『とくしま88景』にも選ばれている。
春の行楽シーズンに「鯉のぼり 秘境大歩危峡を泳ぐ」が開催される、国道32号沿いにある観光拠点「大歩危峡まんなか」より 大歩危峡観光遊覧船 が出ており、"船上から満喫する大歩危峡の渓谷美" としてスリル満点の舟下りでの景観が『四国八十八景』に選定されている。
また近くに1996年に開業した「ラピス大歩危」が2008年8月8日に道の駅となった「道の駅 大歩危」があり、石の博物館や約70体の妖怪が集まる妖怪屋敷などもある。
尚 "大股で歩くと危険"が詰まり大歩危となったというのは後の世の俗説で、断崖を意味する古語「ほけ・ぼけ」が変化し"おおぼけ"の読みが先行し、後に"大歩危"の漢字が充てられたというのが正しい由来とされる。
大歩危峡 の 見どころ