金刀比羅宮とは?
香川県の琴平町にある象頭山の中腹に鎮座し "こんぴらさん" の呼び名で親しまれている、金刀比羅神社・琴平神社の総本宮。四国八十八景 やNIKKEIプラス1の『石段が映える寺社10選』で2位となっている。
御本宮まで785段(※786段-1段)、奥社まで1368段続く石段の参道が有名で、お座敷遊びの定番である『金毘羅船々』の民謡でも知られる。
天照大御神の弟で、五穀豊穣や海上交通の守り神として海事関係者の信仰を集める大物主神を御祭神とし、相殿に崇徳天皇を祀る。
その起源は、琴平神社から始まる説と、象頭山にあった真言宗の松尾寺に鎮守神として祀られたとする説があるが、中世以降は神仏習合により 金毘羅大権現 として広く庶民に親しまれ、江戸時代には伊勢神宮へのお陰参りと並び "金毘羅参り" が盛んに行われた。
現在、松尾寺金光院の別当で金毘羅信仰の礎を築いた宥盛が、金刀比羅本教の教祖 厳魂彦命と名を変え奥社の 厳魂神社 へ祀られている。また松尾寺の観音堂の御本尊だった空海ゆかりの国の重要文化財である十一面観音立像は、国の重要有形民俗文化財の『象頭山社頭並大祭行列図屏風』などとともに 宝物館 に安置されている。
金刀比羅宮 の 広告
旭社はゴールじゃない! しかも帰路にお参りするべし!
旭社は石段を上って行くと正面にド~ンと現れ御本宮と間違えやすいので注意! しかも帰路にお参りするのが習わしだよ! また628段の旭社から652段の手水舎に行く際に、25段上り闇峠の鳥居手前で1段下がる。これで786段(な・や・む)-1段で、悩みを落としスッキリ785段となるんだよ!
御本宮の天井や壁板の"蒔絵"に注目!
絵馬殿・神楽殿・南渡殿とともに御本宮の天井や壁板の蒔絵を見逃さないように! また桜馬場西詰銅鳥居近くのこんぴら狗の銅像や御厩の神馬なども見落としがちなので、境内案内図で事前学習を!
ちなみに御本宮で「幸福の黄色いお守り」を、奥社では「天狗御守」を、そして五人百姓から「加美代飴」を買うのも忘れずにね!
御本宮へのお参りだけじゃもったいない!
天狗の居る奥社、桜や紅葉が美しい神苑、表書院に宝物館、近くの金丸座や屋根のかかった鞘橋などへも足を延ばそう! 特にお花見シーズンの裏参道は、圧巻の桜馬場とは違う趣があるよ!
金刀比羅宮 の 魅力
金刀比羅宮 の 見頃・おすすめ時期
1月初詣 | 2月節分祭 祈年祭 |
3月お花見 | 4月お花見 桜花祭 御田植祭 |
5月奉納蹴鞠 | 6月夏越の大祓式 | 7月七夕蹴鞠 索餅祭 |
8月 | 9月 | 10月例大祭 | 11月紅葉 紅葉祭 |
12月奉納蹴鞠 除夜祭 |
金刀比羅宮 の 基本情報
名称 | 金刀比羅宮 通称:金比羅さん / 金毘羅さん |
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読み方 | ことひらぐう こんぴらさん |
英訳 | Kotohiragu Shrine Kompira-san |
郵便番号 | 〒766-8501 |
所在地 | 香川県 仲多度郡琴平町 892-1 |
駐車場 | なし |
お問合せ | 0877-75-2121 |
公式HP | 金刀比羅宮 |
アクセス | 現在地 からの ルート と 所要時間 |
登録・指定 | 国の重要文化財 国の重要有形民俗文化財 国の登録有形文化財 他 |
選定・表彰 | 四国八十八景 石段が映える寺社10選(自然に映える石段の寺社) など |