ベンガラ館とは?
1707年に日本で初めて赤色顔料の「ベンガラ」を生産し繁栄した、岡山県高梁市成羽町の吹屋にある、かつての弁柄工場を再生・復元し1986年にオープンした施設。
1976年よりふるさと再生事業として整備が進められた、笹畝坑道・広兼邸・旧吹屋小学校 などとともに 吹屋ふるさと村 を構成する観光スポットの1つで、2007年に 近代化産業遺産 に選定、2020年には 日本遺産 の構成文化財に指定されている。
明治時代の弁柄工場の様子が、当時の製造用器具により忠実に再現されており、工程順に巡ることで赤色顔料として陶磁器の絵付や衣料の下染め、家屋や船舶の塗料などに使用されてきた「吹屋弁柄」の製造工程が理解できるようになっている。
隣接する「ベンガラ陶芸館」では、弁柄で絵付された陶磁器の展示の他、陶芸体験 も行える。
ベンガラ館 の 見どころ