竜神大吊橋とは?
茨城県常陸太田市を中心に広がる奥久慈県立自然公園内の、紅葉の名所として知られる「竜神峡」の入口にある吊り橋で、「茨城百景」の一つ。
竜神川を堰き止め造られた「竜神ダム」の湖上100mに架かる長さ375mの観光用の有料橋で、2006年まで歩行者専用の吊り橋として日本一の長さを誇っていた。
1994年4月に旧水府村が、ふるさと創生事業の交付金をもとに約33億円を投じ建設したトラスト補剛型式の吊り橋で、一度に3500人が渡れる強固さを持つ。
対岸には2001年のリニューアルで設置された、「愛の鐘」「幸福の鐘」「希望の鐘」の3種類の鐘からなる、緑色のドーム型の屋根を持つ「木精の鐘(もりのかね)」と呼ばれる「竜神カリヨン」がある。
また竜神大吊橋から湖面へとダイブする、日本最大級の高さからのバンジージャンプ「竜神バンジー」が人気となっている他、毎年11月には「竜神峡紅葉まつり」も開催されている。
竜神大吊橋の見所
竜神大吊橋
2006年に大分県の「九重"夢"大吊橋」に抜かれるまで、長さ375mで歩行者専用の吊り橋としては日本一の長さを誇っていた。その九重"夢"大吊橋も、現在では日本一の座を長さ400mの「箱根西麓・三島大吊橋」に譲っている…
竜神ダム
眼下を望むと、ちょっとオシャレな水門がポイントの1978年に竜神川を堰き止め造られた、堤高45m 堤頂長さ90mの重力式コンクリートダムが見える。ダム湖を上から望むという、なかなかの眺めだ!
紅葉
吊り橋上からは、阿武隈高地や八溝山地の山並みが見渡せる。竜神峡紅葉まつが行われる11月には、V字の渓谷や山肌が見事なまでに色づき、見慣れた景色が一変する。
竜の絵
想像上の動物ながら、四霊の一つで青竜として四神の一つでもある竜。水を司る神としても知られるが、その竜の絵が、竜神大吊橋の両サイドの壁に描かれている。
主塔
竜神大吊橋のデザインでこだわりが感じられるのが、前述の両袖の竜の絵と、この青くてギザギザの高さ35mの主塔だ。深淵に住み、雷雨とともに昇天し、自由に飛びまわる竜神をイメージしたものだとか…
石像
ネット上では、キツネ?だとかタツノオトシゴ?だとかいろいろ言われている、竜神大吊橋のマスコットキャラクター的な存在の石像。竜神かどうかはわからないが竜らしい…
ギザギザの主塔に注目!
主塔のギザギザのデザインは、竜神峡にちなみ竜を形どったものだよ!
対岸の竜神カリヨンへ行こう!
愛の鐘・幸福の鐘・希望の鐘があり、特に2人でボタンを押して鳴らす愛の鐘が人気だよ!
常陸秋そばを食べよう!
蕎麦が美味しい所なので、帰りには名物の「常陸秋そば」を食べよう!
竜神大吊橋 編