展海峰とは?
長崎県佐世保市の西海国立公園内にある、南九十九島の島々や佐世保港・佐世保市街地など180度のパノラマ展望が楽しめる、俵ヶ浦半島のほぼ中央、標高165mの高台に建つ展望台。
1981年より整備が進められ、展望台からは、九十九島クルーズを楽しむ、海の女王をイメージした白い船体の遊覧船「パールクイーン」や、2015年に「海王」に代わり就航した日本初の電気推進遊覧船で、真っ赤な船体がひと際映える海賊遊覧船「みらい」が、島々を巡る様子も見て取れる。
展望台の傍には、1902年に日本初のワルツとして流行した、『美しき天然』の軍人作曲家 田中穂積の指揮棒を振る銅像が建てられている。
また展望台下の広場には、春には菜の花が、秋にはコスモスが一面咲き乱れ、多くの見物客で賑わう。