摩周湖とは?
北海道川上郡弟子屈町の、強酸性泉で知られる川湯温泉に程近い、海抜351mの阿寒国立公園内に位置する、周囲19.8km 面積19.22k㎡ 最大水深は211.5mで、日本で5番目に深い湖で、カルデラ湖としては日本で6番目の大きさとなる。2001年には北海道遺産にも選定されている。
湖面には唯一の島である「カムイシュ島」が浮かび、東岸には"神の山"と言われる標高857mの「摩周岳」があり、2~3時間で登山も可能。不純物が少ない湖面の深い青は「摩周ブルー」と言われる。
日本で最も透明度の高い湖とされ、1931年8月には41.6mの透明度を記録し、世界一のバイカル湖を凌いだこともあったが、1950年代より徐々に低下し、現在では20m前後とされている。
また霧に覆われることが多いため「霧の摩周湖」と言われ、1966年には同名の歌謡曲がヒットしたことでも知られる。
最も一般的な「摩周第一展望台」、現在は危険なため閉鎖されている「摩周第二展望台」、静かで落ち着く「摩周第三展望台」、低いためイマイチ見えにくいが、逆に濃霧時には見える確率が最も高くなる「裏摩周展望台」がある。
摩周湖の見所
神秘的な摩周湖の眺め
展望台に立つと、とにかく美しい!のひと言につきる。ただただ眼前に広がるこの神秘的な摩周湖の眺めに見惚れてしまう。しばらくすると、この湖の独特な姿に気づく。平均斜度45度という切り立った湖岸で囲まれたこの神秘的な湖は、まるでダム湖のような姿だ。その中にポツンと浮かぶのが 、アイヌ語で"神となった老婆"という意味を持つ「カムイシュ島」で、摩周湖のトレードマークのような存在だが、実はこれは氷山の一角で、湖底に200m超の火山が眠っている。
摩周第一展望台
最もポピュラーな展望台で、ツアーバスをはじめ多くの観光客がこの展望台に足を運ぶ。慣れ親しんだ光景だからか、この眺めがやはり摩周湖らしい。
静寂に包まれる摩周湖
静寂に包まれる摩周湖の眺めに、ただただ時を忘れボーっと湖面を見つめてしまう。気象条件もさることながら、ツアー客が少ないタイミングで訪れたい。
反対側の景色も最高!
摩周湖の眺めから反転して駐車場の方を眺めると、これまた感動!実に北海道らしい雄大な眺めだ。そしてまた摩周湖へと視線を戻すと、更に感動!
湖面にポツンと浮かぶカムイシュ島は、火山の山頂部分なんだよ!
湖上に見えるのは氷山の一角で、高さ約200m超の火山が深い深い湖底に眠っているんだよ!
水位が一定な神秘的な湖だよ!
注ぎ込む川も流れ出る川も無いのに、それでいて水位変動がほとんど無いんだよ!
濃霧で見えない時は裏摩周展望台へ!
霧が濃くて第一展望台で湖面が見えない時は、低い裏摩周展望台へ行ってみよう!
摩周湖 編