萬徳寺とは?
千葉県館山市洲宮の高台に建つ、山号を「常楽山」と称する無宗派の寺院で、釈迦が入滅する様子を仏像とした、ガンダーラ様式の青銅製の「涅槃仏(ねはんぶつ)」が眠ることで知られるお寺。
木立を背に1982年に建立された衆生済度の涅槃仏は、体長16m 高さ3.75m 重さ30t(8000貫)で、仏の記別を授かった尼僧が、発願から22年の歳月をかけ造立。大願成就や足腰の不自由な方に御利益があるとされる。
お参りの仕方は、正面中央でまず合掌、その後裸足で涅槃仏の台座の周りを時計回りに3周し、最後に足紋に頭を付け、涅槃仏に触れながら願いをこめるのが正式な参拝方法。
子供は大喜びで走り回るが、仏様であり遊び場ではないので、小さい子供を連れていく際には注意が必要。