脊振眼鏡橋とは?
佐賀県神埼市脊振町にある、橋から放出される3本の噴水が印象的な、県道21号線沿いの城原川(じょうばるがわ)の渓谷に架かる一連石造アーチ橋。長崎をはじめ全国各地にある眼鏡橋と区別するために、「脊振眼鏡橋」「脊振のめがね橋」と言われる。
明治時代の1891年3月に、2年に及ぶ歳月と総工費875円をかけ建造された、全長約15m 横幅2.5mの石橋で、1936年の県道改修時に拡張工事が行われ、全長20m 横幅6mとなり現在に至る。
その後1978年9月に、隣接して鉄筋コンクリート造の新橋が建設されるまで、主要道としての役目を担っていた橋で、2009年に市の重要文化財に指定されている。
春になると眼鏡橋の周囲の川沿い約2kmに桜が咲き、「脊振桜街道」としてお花見スポットとしても人気で、多くの見物客が訪れる。橋の側には、駐車場も設けられている。