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佐賀県旅行観光ガイド『鏡山』 |
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Vol . 51 |
鏡山 |
(佐賀県 唐津市) |
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‐ Saga ‐ |
佐賀 |
Presented By 星★聖 |
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鏡山(佐賀 唐津) |
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■国内旅行観光ガイド『名勝・史跡★百景』
> 鏡山 |
鏡山をご覧になるにあたって |
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■ 鏡山とは?
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佐賀県の唐津市にある、日本三大松原のひとつである虹の松原を望む風光明媚な標高284mの山。唐津バイパスから県道250号線に入ると、鏡山の扁額が掲げられた赤い鳥居があり、そこからかつては走り屋のメッカとなっていたワインディングロードが山頂まで続く。
山頂には、鏡山神社をはじめ、虹の松原が一望できる鏡山展望台、松浦佐用姫伝説にちなんだ悲劇のヒロインである松浦佐用姫像が建つ西展望台などがある。お花見の名所としても知られている。 |
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おすすめシーズン |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
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お花見 |
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鏡山展望台から望む虹の松原や唐津湾の景色は最高だよ!
せっかくここへ来たのだから、松浦佐用姫について学ぼう!
鏡山に来たら、鏡山神社へのお参りも忘れずにね! |
~ 鏡山 編 ~ |
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基本情報 |
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■名称:鏡山 |
■読み方:かがみやま |
■関連ホームページ: |
■所在地:佐賀県唐津市鏡6048-1 |
■問合せ:0955-74-3355(唐津観光協会) |
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星★聖の名勝・史跡探訪記 『鏡山』 編 |
かがんでいるから鏡山!
佐賀県の「唐津」(からつ)と言えば、「唐津城」に「唐津焼」、「唐津くんち」などが有名ですが、同じくらい全国にその名が知られているのが、「日本三大松原」と称される「虹の松原」です。
そんな虹の松原を一望できる場所、それが虹の松原とは、国道を隔てて反対側にそびえる、標高284mの山、『鏡山』です。
鏡山には、
「かがんでいるので 鏡山 立ちあがると 日本一!」
という昔話がありますが、残念ながら、かがんだ状態で284mですので、富士山には遠く及ばないのではないでしょうか。
しかしながらこの鏡山、富士山のなだらかな裾野とは異なり、一気に高くなるその急勾配な山の形により、頂上から望む眼下の眺めは、それは見事な眺めとなっています。
鏡山温泉
そんな鏡山へは、国道から脇に入った山道を上って行くのですが、この鏡山入口へと向かう国道沿いには、「鏡山温泉」があり、美人の湯として多くの人で賑わっています。
この鏡山温泉、その立地から、こんな国道沿いで健康ランドみたいな感じで・・・と、どうもしっくりこなかったので、鏡山温泉の由来を尋ねてみると、もとはバス会社の駐車場だったところが、昔から鏡山は温泉が出る・・・と言われていて、ボーリングをしたらそのとおりになった・・・との事でした。
わたしは、たまたま泊まったホテルが、鏡山温泉の入場券を100円で販売していた為、夜に入りに行きましたが、山里の鄙びた温泉とは程遠い、温泉というよりは、やはり健康ランドといった雰囲気のところでした。
興味ある方は、立ち寄ってみてください。
赤い鳥居が目印!
そんな鏡山温泉を後にして、国道を折れて行くと、すぐに大きな赤い鳥居が見えてきます。
この鳥居が目印の鏡山山頂への道のりは、走り屋対策で、路面がうねった山道を、右に左に曲がりながら頂上へと上っていく、典型的なワインディングロードとなっています。
人にもよりますが、運転好きの方にとっては、とても楽しい山道であり、頂上へはやる気持ちと、周囲の樹木の流れる景色の美しさが、格好の走りを演出するのではないでしょうか。
山頂には、大きな駐車場があり、あたりは公園となっており、テレビ塔や「鏡山神社」、お土産屋さん、池、展望台などがあります。
庭木の手入れも施されており、自然散策が楽しめるよう、遊歩道も整備されています。
ここ鏡山は、「桜」や「ツツジ」の名所としても知られており、花見のシーズンには山頂の公園は、多くの人で賑わいます。
眺望抜群の展望台
そんな鏡山には、西と東に展望台があるのですが、この展望台からは、虹の松原や唐津湾、遠く壱岐まで見渡せ、すばらしい眺めが満喫できます。
残念ながら、わたしが訪れた時は、天候が悪く、唐津湾に浮かぶ高島までしか眺めることができませんでしたが、それでも、虹の松原の扇形に広がるその美しさは充分味わえました。
三大松原にして、「日本の渚・百選」にも選ばれているこの虹の松原は、その美しい砂浜と黒松林のコントラストがすばらしく、この眺めは、実にすばらしいものとなっています。
ちなみに、この唐津湾に浮かぶ島、高島は、「宝の島」と言われ、島にある「宝当神社」には、ギャンブラーがこぞってお参りに行くとか・・・。
当選確率までは知りませんが、その手の方は、この高島へも是非訪れてみてください。
高島へは、定期船や海上タクシーが出ています。
松浦佐用姫伝説
そんな鏡山には、虹の松原と、もう1つ「日本三大・・・」といわれるものがあります。
それが、「日本三大悲恋物語」と言われている「松浦佐用姫」(まつらさよひめ)伝説です。
恋しき武将、「大伴狭手彦」(おおとものさでひこ)が遠く朝鮮へと船出していく別れに際して、ここ鏡山で、肩からたらした領(ひれ)を、打ち振り別れを惜しみ7日7晩泣き続けたあげく、ついに石になってしまったという松浦佐用姫の伝説です。
西側の展望台のそばには、そんな悲劇のヒロインである、今も遠く朝鮮半島を望む松浦佐用姫の石像が立っており、領を振り続けています。
悲しい恋の物語ですが、そんな松浦佐用姫伝説の、領を打ち振り別れを惜しんだその姿から、この鏡山は、「領布振山」(ひれふりやま)とも呼ばれるようになりました。
さよひめ茶屋
この西側の展望台の松浦佐用姫像のそばに、一軒のお土産屋さんがあります。
その名もズバリ「さよひめ茶屋」というこのお店には、脱サラしてこの鏡山に戻り、この茶屋を継がれたご主人がいます。
さよひめ茶屋は、実に60年以上も、この鏡山でお土産屋さんを営んでいるという歴史あるお店で、手作りのお人形や、木工細工などを、ご自身で制作されお店に並べています。
どれも一風変わったとてもユニークなものばかりですが、実はこのご主人、写真の腕もすばらしく、ここ鏡山をはじめ、唐津の風景写真を、何年も撮り続けておられるとのことでした。
天候により、絶景!を拝めなかったわたしは、虹の松原の眺めなど、いろいろと写真を拝見させて頂き、この鏡山のすばらしい景観をはじめとした、唐津のすばらしさを写真を通じて感じさせて頂きました。
どの写真も力作ばかりで、すばらしいものでしたが、特に、唐津くんちの宵山には、毎年工夫を重ね、手作りのフラッシュ器具まで使用して撮影されているとのことで、実にすばらしい写真を拝見することができました。
是非、このさよひめ茶屋に寄った際には、ご主人に一声かけてみて下さい。
すばらしい写真とともに、きっと唐津の昔話が聞けますよ。
古くは多くの歌人が訪れたというこの鏡山、今度は是非、桜が咲き、美しい季節の晴れ間に、この鏡山から虹の松原のすばらしい景色を堪能したいと思います。
是非、みなさんも、この鏡山に上って、唐津の街の眺めを楽しんでみてください。 |
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