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石川県旅行観光ガイド『能登金剛』 |
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Vol . 20 |
能登金剛 |
(石川県 羽咋郡志賀町) |
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‐ Ishikawa ‐ |
石川 |
Presented By 星★聖 |
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能登金剛(石川 能登) |
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■国内旅行観光ガイド『名勝・史跡★百景』
> 能登金剛 |
能登金剛をご覧になるにあたって |
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■ 能登金剛とは?
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石川県の中能登の海岸線一帯の、風光明媚な景色が楽しめる景勝地を指して言うことが多いが、狭義的には、福浦から関野鼻あたりまでの志賀町一帯の約30km続く海岸線を指していう。1968年に、能登半島国定公園の指定を受けた際に、岩礁の美しさが、朝鮮半島の金剛山に勝るとも劣らないとして、この能登金剛の名が付けられた。
巌門や関野鼻、機具岩、義経一太刀岩、ヤセの断崖、増穂浦海岸など見所が多く、日本海の荒波の浸食により、切り立つ断崖やその岩肌が、様々な造形美を見せる場所として知られる。2007年3月25日に発生した能登半島地震による影響で、現在見学できないところもあるので注意。 |
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おすすめシーズン |
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陸上からの景色と、遊覧船での海上からの眺めと、視点の違いにより、 全く違う眺望が二度楽しめオイシイよ!
景勝地や奇岩など、どこに何があるのか事前にチェックしてから行こう! |
~ 能登金剛 編 ~ |
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基本情報 |
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■名称:能登金剛 |
■読み方:のとこんごう |
■ホームページ:能登金剛遊覧船 |
■所在地:石川県羽咋郡志賀町 |
■問合せ:0767-32-9341(志賀町商工観光課) |
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星★聖の名勝・史跡探訪記 『能登金剛』 編 |
風光明媚な景勝地
石川県の中能登にあり、風光明媚な景色が楽しめる景勝地として知られているのが、ここ『能登金剛』(のとこんごう)です。
能登金剛は、1968年に「能登半島国定公園」の指定を受けた際に、岩礁の美しさが有名な、朝鮮半島の「金剛山」に勝るとも劣らないとして、この能登金剛の名が付けられたとされています。
能登半島の西側沿岸部の景観の美しい海岸線を、広く能登金剛と呼んでいますが、正式には、福浦から「関野鼻」(せきのはな)あたりまでの志賀町一帯の約30km続く海岸線をさしていいます。
この一帯は、日本海の荒波の浸食により、切り立つ断崖が多く、またその岩肌が、様々な造形美を見せる場所として知られています。
浸食作用によって生まれた奇岩なども多く見られ、それがさまざまな観光地を生み出しており、美しい眺めと変わった眺めが楽しめる、まさに景勝地といった感じの海岸線が続いています。
遠い昔の火山活動や、地表の隆起、波による浸食など、さまざまな自然現象によって、日本列島のいたるところでこのような海岸線が見受けられますが、この能登金剛もそうした自然の成せる業のひとつとなっています。
次々現れる名勝地の数々
「日本最古の白い木造燈台」があることで知られる福浦港から北上していくと、まず最初に、日本海の荒波による浸食で岩が貫通し、洞門となっている「巌門」(がんもん)が見えてきます。
この巌門は、高さが15mほどあり、上部には松の木が生い茂っており、独特の姿をしています。
巌門からさらに北上していくと、海岸線の景勝地では定番の大小2つの岩がしめ縄で結ばれた、夫婦岩が見えてきます。
この能登金剛にある夫婦岩は、「機具岩」(はたごいわ)と言われており、夫婦岩で有名な伊勢の「二見岩」によく似ていることから、「能登二見」とも言われています。
そんな機具岩を後にして、さらに北上していくと、やがてゆるやかな弧を描く海岸線が見えてきます。
今までの入り組んだ眺めとは異なり、やさしい曲線を描くこの海岸線は、「増穂浦海岸」(ますほがうらかいがん)と言われ、
「日本の水浴場55選/88選」にも選ばれている、とても美しい海水浴場となっています。
この増穂浦海岸には、ギネスにも登場する「世界一長いベンチ」があり、ベンチに腰掛け眺める夕陽が美しいことで有名な場所ともなっています。
能登金剛最大の見せ場
その増穂浦海岸から、さらに北上していくと、能登金剛、最大の見どころと言われた「ヤセの断崖」と「関野鼻」があります。
ヤセの断崖は、松本清張の推理小説「ゼロの焦点」で有名になったところで、高さ35mの断崖絶壁でした。いつ来ても一瞬足がすくむ場所となっていたのですが、2007年3月25日に発生した、マグニチュード6.9、震度6強という能登半島地震により、幅10mにわたってスッポリ崩落してしまいました。
商業施設でなくとも、いつでも見られる・・・と思ったら大間違いで、見られる時に何回でも見ておかなければ・・・と、改めて思ったしだいです。
一方、関野鼻は、三方を海に囲まれた見晴しの良い展望台で、ぐるりと能登金剛の広大かつ変化に富む海岸線の景観が楽しめる場所となっていました。
義経一太刀岩や弁慶二太刀岩、裸弁財天を祀る洞窟などがあり、ヤセの断崖のスリル感と、関野鼻からの景観は、是非とも時間をかけて楽しんで欲しいところでしたが、地震後は状況が一変してしまったようです。
そして、このヤセの断崖・関野鼻から、さらに北上したところに、「琴ヶ浜」というところがあります。
正確には、能登金剛の範囲からは少し外れる場所となっているのですが、この琴ヶ浜は、あの「鳴き砂」で有名な砂浜となっています。
砂浜の汚れとともに、年々その響きも聞こえなくなってきているのですが、キレイな場所を探して歩いてみれば、「クックッ」という心地よい響きが、かすかに聞こえます。
鳴き砂は、石英が多い砂浜特有の現象なのですが、ゴミや灰、泥などが混ざるとすぐに鳴かなくなってしまうため、人が立ち入ったり、海からの漂着物などで、砂浜に不純物が多く混じってしまった現在では、なかなか鳴いてくれません。
再訪された方は、昔はもっと鳴いたのに・・・と、嘆かれる方も多いのですが、そんなに鳴くわけではないという前提で、あまり期待せずに訪れてみてください。
わたしは、学生時代に、初めてここを訪れた際に、甲子園の土のように、ビンに入れ、この琴が浜の鳴き砂を持ち帰ったのですが、今も鳴いてくれるのでしょうか?
ふと持ち出して素足で踏んでみたくなりました。
趣向の異なる観光地が目白押しの能登金剛ですが、海岸線沿いに、この能登金剛の風光明媚な景観を楽しんだら、今度は「遊覧船」にて、海からこの景色を楽しんでみることをオススメします。
海から見る造形美あふれる岩肌や、角度を変えて見る奇岩の数々は、地上から見るのとは異なり、また違った味わいが感じられることと思います。
特に、お子様連れの方などは、お子さんも喜びますので、是非とも、遊覧船で能登金剛を巡ってみてください。
絶対的な観光客が少ないことが幸いし、今も尚自然が豊かに残るこの能登金剛、風光明媚なこの景勝地を、あなたも一度訪れてみませんか? 特に、夏の海水浴シーズンはオススメですよ!
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