奈良県旅行観光ガイド『中宮寺
中宮寺 Vol . 228
中宮寺
(奈良県 生駒郡斑鳩町)
‐ Nara ‐
奈良
Presented By 星★聖
中宮寺(奈良 斑鳩)
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中宮寺の評価
中宮寺の評価
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■ 中宮寺とは?

 奈良県生駒郡斑鳩町の法隆寺に隣接して建つ、山号を「法興山」と称す聖徳宗寺院。開基は聖徳太子の生母 穴穂部間人皇女で、中世末期に現在地に移転。創建時は400m東方にあり、斑鳩御所を中央に法隆寺と対極の位置に7世紀前半に創建されたとされ、東西約130m・南北約165mの境内には、若草伽藍と同じ四天王寺式伽藍があったとされる。1602年に慈覚院宮 尊智女王を門跡として迎え、比丘尼御所・尼門跡となる。1968年に高松宮妃の発願、吉田五十八の設計により建てられた本堂には、御本尊として飛鳥彫刻の最高傑作と名高い、像高132cmの国宝 木造菩薩半跏像が安置されている。優しい古典的スマイルは、スフィンクス・モナリザと並び「世界三微笑」と絶賛される。この他、飛鳥時代の染織の遺品である「天寿国繍帳残闕」の複製がある。現物は奈良国立博物館に保存。
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おすすめシーズン
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
異彩を放つ本堂は、和の近代建築で知られる吉田五十八の設計だよ!
堂内へ案内されたら、絶対に右側45度の最前列に座って拝顔しよう!
今では黒光りして見える半跏思惟像も、当初は彩色されていたんだよ!
~ 中宮寺 編 ~ 温泉マイスター 星★聖(ほし たかし)
中宮寺の見所
中宮寺入口 中宮寺門跡 世界三微笑の半跏思惟像
中宮寺入口 中宮寺門跡 世界三微笑の半跏思惟像
法隆寺の東院伽藍の横、鐘楼脇を抜け右に折れた先に、中宮寺の入口がある。夢殿まで来てここを訪れない人が実に多い。ツアーでは仕方無いが・・・ 門があるのに門跡?なんて思った方もいるだろうが、門の跡ではなく、皇族・貴族が住職を務める格式の高いお寺という意味。 世界三微笑と言われるこの微笑み。素晴らしい!国宝登録では木造菩薩半跏像だが、半跏思惟像として慣れ親しんでいるので、こっちの方がしっくりくる。
なぜにこの写真を?
なぜにこの写真を?
なぜにこの写真を?と思われた方も多いだろう。普通なら下の吉田五十八が設計した、近代建築ながら和を表現した本堂の写真を大きく紹介するのだろう。しかしながら、時にこういう場所に惹かれてしまうのである。中宮寺にあって、多くの方が素通りし、特別見るべきところとなっているわけではないが、門をくぐった先にあるこの顔となる場所にこそ、お寺の姿がよく表れる。手入れの行き届いた樹木やその配置、色合いなど、バランスの良い庭の造りが、こじんまりとしつつも、このお寺の気品を感じさせる。
中宮寺 本堂 木造菩薩半跏像 たくさんの亀が・・・
中宮寺 本堂 木造菩薩半跏像 たくさんの亀が・・・
吉田五十八の名は、成田山新勝寺本堂などの作品よりも、伊豆の長八美術館・土門拳記念館などに贈られた「吉田五十八賞」の方で知られる。 修学旅行で広隆寺と共に2つの半跏思惟像を巡ったが、当時は金属的な色合いの中宮寺よりも、赤松の広隆寺を好んだ。今はこの微笑みに惹かれる・・・ 本堂を囲む池を覗くと、たくさんの亀がいた。この光景どこかで・・・と思いきや、亀戸天神社の心字池で見たのと同じような感じだ。
中宮寺の地図
基本情報
■名称:中宮寺
■読み方:ちゅうぐうじ
■ホームページ:中宮寺
■所在地:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1-1-2
■問合せ:0745-75-2106
観光情報
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